2017年01月06日

「里枝子の窓」から 2016年12月 

こんにちは。広沢里枝子です。
私の足元には、今日も、柔らかな毛並みの盲導犬、ジャスミんが、のんびりと寝そべ
っています。
さて、12月の放送は、1年のまとめということで、私が1人でお話します。
2016年を振り返りますと、今年ほど障害に関わるニュースが報道された年は、近年な
かった気がします。
そこで私が感じている障害にかかわる5大ニュースを揚げてみます。
まず、良いニュースでは、華やかに報道されたのが、リオパラリンピックの開催でし
たね。
日本のパラリンピック選手は、金メダルはとれませんでしたけど、過去最高の24個の
メダルを獲得して活躍しました。
私も、県内あちこちの学校などへお話に行ったおりに、子供達に「パラリンピック見
ましたか?ブラインドサッカー知ってる?」と問いかけましたところ、「見た見た!
知ってる知ってる!」と、元気に応えてくれました。
障害のある人々の力や魅力を輝かせたパラリンピックでした。
2つ目の良いニュースは、もちろん、今年の4月から「障害者差別解消法」が施行され
たことです。
この法律によって、行政機関や、民間事業者が、障害者に対して不当な差別的取り扱
いをすることが禁じられました。
また、行政機関は、障害者の求めに応じて、合理的配慮をすることが義務づけられま
した。
この法律については、「里枝子の窓」にも、障害者の人権問題に取り組んでおられる
池田純さんをお迎えして、わかりやすくお話をしていただきましたね。
このときの放送には、たくさんのご感想をいただきました。
「障害は、社会が作りだしてきたもの。だから、社会がその障害をなくしていく責任
がある。この基本的な考え方が、今や、世界でも日本でもスタンダードなんだとわか
って、新しい時代がきた!と感動した」というご感想もありました。
こうした「障害の社会モデル」の考え方や、障害者も他の人々と平等の権利があると
いうことは、みんなの共通理解になるように、これからも繰り返し話題にしていくこ
とが、大事だと感じました。
そして、3つ目も良いニュースです。
長野県で、私が、今年一番変わったなあと感じたのは、行政関係で開く講演会などで
、必ずといっていいくらい、手話通訳や、要約筆記などの聴覚障害者のための情報提
供が、おこなわれるようになったことです。
講演するこちらも、先に講演内容を文書で提出したり、資料を送ったり、準備をして
臨むことが増えました。
大きな変化だなあと感じました。
これは、長野県に「手話言語条例」ができた成果でしょうね。
県条例の威力を実感しましたので、次は、長野県にも、更に幅広い問題に対処できる
ような、障害者差別をなくす条例ができることを期待しています。
そして、4つ目は、今年、最悪だったニュース。
相模原障害者施設殺傷事件です。
7月に神奈川県相模原市の障碍者施設「つくい山百合園」で、この施設の元職員だっ
た男が、入所者19人を殺害する前代未聞の恐ろしい事件をおこしました。
社会の中に今も根深く残る差別意識が明るみに出て、本当に考えさせられる事件でし
た。
それでも、精神障碍者の当事者会、ポプラの会から、大堀尚美さんが「里枝子の窓」
にみえたときにも話しておられましたよね。
この事件によって、差別をなくすための長年に渡る努力を後戻りさせて、差別を助長
したり、一層保護隔離していく方向にしては、絶対にいけません。
ますますみんなで手を取り合って、共に生きる社会にしていくことで、否定的な価値
観を跳ね返していきたいですね。
そして5つ目も、悲しいニュースでした。
8月、10月と、視覚障害者が、ホームから転落して、電車にはねられて死亡する事故
が続きました。
「里枝子の窓」でも、2度とこうした事故がおきないでほしいと強く願って、いくつ
かの提案をいたしました。
こうした転落事故は、これまでにも多数起きていたわけですが、連続しておきたとい
うことで、今年は国交省や、各鉄道会社も、対策に乗りだしました。
長野県でも、今月、県の主催で、鉄道事業者と視覚障害者関係団体との情報交換会が
開かれました。
いたましい事故が続いた今年でしたけれど、日本の駅を安全にする、きっかけの年に
したいものです。
以上、私が感じた「2016年の障害にかかわる5大ニュース」をお話ししました。
これからも「里枝子の窓」では、皆様にご協力いただきながら、発信を続けていきま
す。
ぜひ、情報や、ご意見、ご感想ををどしどしお寄せください。
こんなことに取り組んでいるよ、こんなことがあったよという、身近なお話も、大歓
迎です。
ください。
posted by りえこ at 18:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年11月16日

東御市障がい者福祉のつどいでごぜ唄を唄わせていただきます

第13回東御市障がい者福祉のつどい
1、目  的
「障害者週間」(12月3日から12月9日)は平成16年6月の障害者基本
法の改正
により、国民の間に広く障がい者福祉についての関心と理解を深めるとともに、社会
、経済、文化その他あらゆる分野の活動に参加する意欲を高めることを目的として制
定されました。東御市に於いても障がい者福祉のつどい及び福祉団体の交流会を開催
し、障がい者福祉についての啓発を図ります。
2、主  催  第13回東御市障がい者福祉のつどい実行委員会 東御市社会福祉
協議会
3、開催日時  平成28年11月26日(土) 午前9時30分〜午後1時
4、開催場所  中央公民館3階 講堂
        式  典              9時30分〜10時10分
         ※ アトラクション       10時10分〜10時40分
 ごぜ唄 広沢里枝子
        ・・・休  憩・・・       10時40分〜10時50分
        講  演             10時50分〜12時00分
( 「自分の可能性を求めて」 成田真由美氏
        ・・・休  憩・・・       12時00分〜12時15分
        交 流 会             12時15分〜13時00分
posted by りえこ at 22:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年10月14日

障がい者向け タブレット講習会のお知らせ


情報提供です。

障がい者向け タブレット講習会のお知らせ
(県内5会場)

障がい者向け タブレット講習会
(平成28年度長野県障がい者ITサポートセンター事業)

多くの方がこれまでの間、情報入手等にパソコンを利用してきまし
たが、ここにきて急速にタブレット端末が進化しています。現在は
「音声のみで可能な操作」も日進月歩で増えつつあり、とりわけ視
覚障がい者にとってはタブレットが大きな福音になりそうです。基
本操作から初級程度の講習ですが、この機会に体験してみませんか。

1.募集内容
  ?参加資格:障害をお持ちの方で、タブレット端末に興味のあ
        る方 見学のみも可
  ?募集定員:各コース10名
  ?受講料:無料
  *視覚障がい者向けと一般障がい者向けは別コースになります
  *使用機器(iPad、iPhone)はこちらで準備しますので、持ち
込みは不要です

2.会場・日時:下記のように、県内5会場で開催します。
  長野会場
  会場 NTTドコモ長野ビル
  日程 平成28年11月16日(水)
     午前の部10:00?12:30一般障がいの方向け
     午後の部13:30?16:00視覚障がいの方向け

  佐久会場
  会場 佐久平交流センター 第3会議室
  日程 平成28年11月17日(木)
     午前の部10:00?12:30視覚障がいの方向け
     午後の部13:30?16:00一般障がいの方向け

  飯田会場
  会場 飯田勤労者福祉センター 第2視聴覚室
  日程 平成28年11月30日(水)
     午前の部10:00?12:30一般障がいの方向け
     午後の部13:30?16:00視覚障がいの方向け

  諏訪会場
  会場 諏訪湖ハイツ(おかや総合福祉センター)202研修室
  日程 平成28年12月1日(木)
     午前の部10:00?12:30一般障がいの方向け
     午後の部13:30?16:00視覚障がいの方向け

  松本会場
  会場 Mウイング(松本市中央公民館)4?4
  日程 平成28年12月2日(金)
     午前の部10:00?12:30視覚障がいの方向け
     午後の部13:30?16:00一般障がいの方向け

3.お申し込み
  ?各会場とも10月末日までにお願いいたします
  ?先着順とし、定員になり次第締め切らせていただきます
  ?申し込み方法
   お名前(補助者も)・住所・電話番号・希望会場とコース
を連絡願います
    電 話:080-2091-5884 平田 (月〜金/9:00〜17:00)
    E-mail:it-support@sohomiraijuku.jp

主催:長野県障がい者ITサポートセンター
(受託事業者:特定非営利活動法人 SOHO未来塾)
協力:(株)NTTドコモ
posted by りえこ at 11:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記