2018年12月26日

「しあわせなみだ」からの署名依頼

 なぜ障がい者が性暴力を経験しているの?
 〜刑法に「性犯罪被害者としての障がい者」
 の概念を盛り込みたい〜
 http://bit.ly/2L9F2Mg
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私たちは、性暴力撲滅に向けた啓発活動を行うNPO法人です。

私たちは、活動を通じて、レイプ、セクハラ、わいせつ、ちかん等
の「性暴力」を経験した方とお会いしてきました。
その中で1つ、気づいたことがあります。
それは「障がいのある方が多い」ということです。

信じていた相手からレイプを経験した、発達障がいのある方。
だまされて、水商売や風俗で働かされ、必死に逃げてきた、
知的障がいのある方。
予期せぬ妊娠・出産を繰り返し、子どもを手放さざるを
えなかった、身体障がいのある方。

なぜ障がいのある方が、
性暴力を経験しなければならないのでしょう。

私たちは、発達障がい当事者グループを対象に、
調査を実施しました。
http://disabled.shiawasenamida.org/
その結果、回答者32名中23名が、「望まないキス」「望まない
わいせつ」「望まないセックス」「望まない性的撮影」等、
何らかの性暴力を経験していることが、明らかになりました。
このうち11名は、複数の性暴力を経験していました。

そして性暴力の背景には、障がいならではの
「特性」と「育ち」がありました。

まず、キョロキョロ、フラフラしながら歩くので、
見知らぬ人に声をかけられやすいです。
キャッチ等の被害にも、多く遭っていました。

次に、「誰にでも愛想よく」という言葉を、真面目に実行します。
私たちは、不審な人には、少し警戒して接します。
しかし発達障がいがある方は、そうした「空気」を読むことが
苦手で、ニコニコ対応します。
このため、色々な人が寄ってきます。

そして、これまでの育ちにより、疎外感を感じていることが多く、
自分に自信がありません。
なぜなら、発達障がいにより「空気」を読むことが苦手なため、
子どもの頃からいじめられ、孤立した経験を持つ方が多いです。
親や先生から「育てづらい」と思われ、あまり褒められていません。
このため、自己肯定感が低く、自信が持つことが難しいです。
結果として、嫌な相手や行為を断れません。

発達障がい以外の障がいでも、性暴力を経験するリスクが高い
可能性があることがわかっています。
内閣府は、性被害を経験した若年女性を支援する団体を対象に、
調査を行いました。
障がいの有無が分かっている127件中70件で、
障がいの可能性があることわかりました。
http://bit.ly/2BZ9VQX

海外の調査では、障がいのある人は、ない人の約3倍、
性暴力を経験していることも、明らかになっています。
http://bit.ly/2rENTNg

海外では、こうした調査結果を踏まえて、刑法に「性犯罪被害者と
しての障がい者」の概念を盛り込んでいます。
http://bit.ly/2EmDcX0
そして
・障がいがあると知りうる立場にある人
 (医師、ソーシャルワーカー、教師、家族など)からの性犯罪は、
 罪を重くする
・被害者に障がいがあり、性行為に対する同意が困難である場合、
 罪に問う要件を緩和する
といった規定を定めています。

一方日本の刑法性犯罪では
・薬物やアルコール等を使って、被害者の抵抗が困難な状況にした
 場合は、暴行脅迫がなくても罪に問える
 (178条準強制性交等罪/準強制わいせつ罪)
ことは定められています。
http://bit.ly/2rEOkqS
しかしそれ以外の障がいについては、定められていません。

私たちは、日本も海外同様、刑法性犯罪処罰規定において、
障がい特性に配慮することが必要であると考えました。
このため、法務大臣に、以下を要望します。
・被害者が障がい児者であることに乗じた性犯罪の創設
・被害者が障がい児者であることをもって、刑法178条の
 準強制性交等罪、もしくは準強制わいせつ罪を適用する
・刑法性犯罪の運用における、障がい児者の特性を踏まえた
 対応の義務化

ぜひ署名にご賛同いただき、障がいがあることで不利益を被る
ことがない社会の実現を、応援してください。
よろしくお願いいたします。

↓署名賛同はこちらです
http://bit.ly/2L9F2Mg
posted by りえこ at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記