2017年10月30日

今夜のテレビ放送

私のごぜ唄の師匠である萱森直子先生が、テレビ番組に関わって作曲や演奏の指導を
されていることは以前から伺っていたのですが、今、先生のホームページをみました
ら、今夜の8時からの放送だとわかりました。
もしお時間が合うようでしたら、どうぞ、ご覧ください。
以下、萱森先生のホームページの記事です。
TBS 新・浅見光彦シリーズ 「漂泊の楽人」

瞽女が登場します 
      演ずるのは 長谷川稀世さん  萱森直子が指導とイメージ楽曲を担当
しました

10月30日放送予定です http://www.tbs.co.jp/getsuyou-meisaku/20171030/
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2017年10月08日

「里枝子の窓」から 2017年10月

こんにちは!広沢里枝子です。
気持ちのいい季節ですね。
私は、ボランティアの坂田雄之さんの運転するバスに乗せていただいて、旅の仲間た
ちと一緒に神戸、大阪へ旅をしてきました。
目的地は、目の見える人も見えない人も、作品にさわって楽しむことのできる「六甲
 山の上美術館」と、もうひとつ、実際にさわったり聞いたりできる展示品をたくさ
ん置いている「国立民族学博物館」でした。
まず1日目に行ったのが「六甲 山の上美術館 さわるミュージアム」です。
名前のとおり、本当に六高山の山の上にあって、ロープウエイに乗って、山を登って
行くんです。
このロープウエイが、木造りの座席で、ガッチャンガッチャント音をさせながら、ゆ
っくり山肌を登って行くクラシカルなロープウエイで、蝉の声や、川音も聞こえて、
良い雰囲気でした。
そして、この「六甲 山の上美術館」は、小さな美術館ですが、ほとんどの作品をさ
わって楽しめるようになっていて、見えない私たちも、ゆっくりじっくり、作品を味
わうことができたんです。
どんな作品があったかって、説明するのが難しいんですが、人類の文明を象徴するよ
うな大きな建物と、大勢の小さな人間を表した金属の作品がたくさんありました。
中でも、倒壊寸前のビルを大勢の人が驚いて見上げている、阪神大震災を表したとい
う作品は、さわっているうちに、体が冷え冷えするくらい響いてきました。
それから、私が、「これ、ほっとするなあ・・・」って思って好きだったのは、浅賀
正治さんという方の「対話」という作品でした。
磨き上げた大きな大理石を二つ並べた、シンプルな作品ですが、その石が、片側を前
に出し、片側を引いて、お互いを感じ合うようにしながら、いい距離感で向きあって
いるんです。
思わず撫でまわして、にっこりしてしまいました。

二日目に行ったのは、大阪の万博公園の所にある「国立民族学博物館」です。
私、この民博には、何年も前から、ぜひ、行ってみたかったんです。
「世界最大級の博物館機能と、大学院教育の機能を備えた文化人類学、民俗学の研究
所」ということで、すばらしく立派な博物館でした。
ここはユーラシア大陸の部屋、ここはアメリカ大陸の部屋というように、世界を巡っ
て民族の歴史や文化を展示しているので、短い時間では、とても見切れないですが、
さわったり、聴いたりしてわかる展示が、ものすごーくたくさんあるんです。
たとえば、チリノイースター島にあるモワイ像、人の顔をした巨大な石像ですが、本
物にさわれて、圧巻でした!
こんなたくさんの本物に実際にさわれる場所があるなんてすごいですよね!
「国立民族学博物館」では、「民博ミュージアムパートナーズ」といって、博物館の
活動を支えるボランティアの方々が、視覚障害者のために展示場の案内もしてくださ
います。
今回は、うまく予約ができなくて案内はお願いできませんでしたが、民博には、また
何度でも行ってみたいし、特に見えない子供さんや、若い人たちは、ぜひ、行ってみ
るといいと思いました。

長野県でも、「信濃美術館」の全面改築に向けて、今月は、各地でワークショップな
どがおこなわれましたね。
盲導犬使用者と支援者の会「長野県ハーネスの会」でも、県に意見書を出しました。
美術館っていうと、私達視覚障害者には、ガラスケースに入って、さわれない者ばか
りで、行ってもほとんどわからないというのが、これまでの状況でした。
新しくなる「信濃美術館」では、視覚障害者も、観客として、ぜひ、位置づけていた
だきたいと私達は願っています。
設備面の配慮はもちろんですが、いつ行ってもさわることのできる常設展や、館内を
案内してくださるボランティアの養成なども、実施していただけるよう、期待してい
ます。
posted by りえこ at 22:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記