2017年04月18日

「里枝子の窓」から 2017年3月

こんにちは。広沢里枝子です。
上田放送局から、盲導犬のジャスミンと一緒にお届けしています。
先日私は、「上田市ふれあい福祉センター」でおこなわれた春の消防訓練に参加しま
した。それで、「垂直式救助袋」の中を通って、ビルの2階のベランダから地面まで
滑り降りるという経験を初めてしました。ちょっと珍しい経験だったので、お話しし
てみますね。
皆さん、「垂直式救助袋」って、どんなものか思い浮かぶでしょうか?私は、テレビ
も画像では見ないものですから、滑り台みたいなものかなって思っていたんです。そ
れが、ぜんぜんちがうんですよね。
この救助袋は、いうなれば大きくて長ーい鯉のぼりみたいなものでした。たぶん長さ
は、5メートルぐらいだったと思います。その袋の中を足を下にして滑り降りるんで
すね。
まず、靴を脱いで、先に地面に落とします。そうじゃないと、靴が袋の中でひっかか
ってしまうことがあるのだそうです。
それから、鯉のぼりの口のような鉄のわっかの入口の所で、上から垂れている紐をし
っかり持って、足から袋の中に入ります。体制が整ったら、手を放すと、ストーンと
下へ向かって落ちて行きます。
最初は、想像したより、まっすぐ下へ向かって滑ったので、ちょっとびっくりしたん
ですけどね。この長細い袋は二重になっていて、中は、らせんになっているので、と
ころどころ捻じれた所で止まりながら、そこは手足でちょっとこぐみたいにして進ん
で行きました。
地面が近づくと、係りの方が、「あと2メートルです」と声をかけてくださったので
、安心して着地できました。
私の他にも、お二人の見えない方が挑戦されました。「見えない方達、勇敢ですね!
」って、周りの方達が感心してくださったんですけどね。見えないからこそ、目で見
て想像するのは難しいので、こういう体験は、させていただいてよかった!と思いま
した。
1回経験したので、本当に必要なときには、ジャスミンを抱っこして、滑り降りるこ
とができるかもしれません。
一緒に避難訓練をした方達も、サポートの経験ができてよかったと言ってくださいま
した。避難訓練は、障害のある人や逃げにくい方ほど、一緒に参加して経験しておく
ことが大事ですね。
自分にとっても、周りの人にとっても、これは大事なことだなあと実感しました。
posted by りえこ at 20:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年04月15日

デイジー録音図書「里枝子の窓2015年度版」貸し出しのお知らせ

デイジー録音図書「里枝子の窓2015年度版」貸し出しのお知らせ

SBC信越放送のラジオ番組「里枝子の窓」は、私たち障害者のありのままの日常を伝
え、心ある方々からの熱いメッセージを伝え続けて26年になりました。
地域の枠を超えて、全国の視覚障害の仲間にこのラジオ番組を伝えようと、「デイジ
ーうえだ」のボランティアの方々が、毎年製作してくださるデイジー図書「里枝子の
窓」も、17タイトルになりました。
2015年度版には、パーソナリティーの広沢里枝子が、盲導犬と共に、沖縄を旅して、
三線の魅力を伝えた「沖縄は歌三線の島」。福島を旅して、過酷な避難生活を生きぬ
いた全盲の小山田トヨさんから、直接お話を聞いた福島レポート。猟師の竹内清さん
との対談。「小雀保育園」理事長の鷹野玲子さんとの対談。広沢里枝子の越後瞽女唄
など、多彩な内容が収録されています。
どうぞ、お聞きください。

地域の点字図書館等を通して借りていただくか、長野県上田点字図書館にお申込みく
ださい。
上田点字図書館 電話 0268ー22ー1975
posted by りえこ at 17:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記