2016年03月24日

「里枝子の窓」からー 2016年3月のNEW & GOOD

こんにちは!広沢里枝子です。
上田放送局から、盲導犬のジャスミンとお届けしています。

私は、12月にハワイで開かれるホノルルマラソンに参加することにしました。 
今年のホノルルマラソンは、ジャスミンと10キロに挑戦するつもりです。
せっかく行くのだから、これを目標に定期的な運動を始めたいと思って、二つのトレ
ーニングセンターにあたってみました。

ところが、「上の人に聞かないと、盲導犬を中へ入れていいかどうかわからないので
、ごめんなさい」ということで、ふたつともその日は利用できなかったんです。
とっても残念でした。
「身体障害者補助犬法」では、施設の管理者は盲導犬を拒否してはいけないことが決
まっています。
管理者の方は、従業員にそのことをきちんと伝えることになっているんですけれど、
現場の方には、伝わっていないことが、まだまだあるのですね。
他にも、利用する場合は、介助者と来てほしいと言われたり、介助者と入場するには
、ほぼ二人分の入場料がかかってしまったりと、障害のある私達が利用するには、い
くつもの壁があることがわかりました。

それで私、困ってしまって、東御市の「身体教育医学研究所」に相談したんです。
そうしましたら、すごくいい対応をしてくださいました!!
私が相談に行ったときには、「身体教育医学研究所」の所長さんの岡田真平さんを中
心にケアポートみまきの責任者の方々が6人も集まってくださっていました。
みんなで私の希望を丁寧に聞きながら、どうしたら目の見えない私が1人で盲導犬と
来た場合にも安心してトレーニングができるようになるかを考えてくださいました。
そのおかげで、私は、今月から週に1回、トレーニングに通えることになったんです

同じケアポートみまきの福祉運送で、車での送迎もしていただけることになりました

盲導犬への対応についても、岡田さんが、資料を関係者みんなに配って伝えてくださ
ったので安心です。
私は、ウオーキングマシーンを使ったり、自転車こぎをしたりというところから初め
ているんですが、その間、ジャスミンは、職員の方達のカウンターの中に居場所を作
ってもらって、静かに待っています。

岡田さんはじめ、職員の方達は、この実践をきっかけに障害のある方達にも、安心し
て利用してもらえる体制を考えていきたいと言ってくださっています。
組織が理想をもっていい形で動いているというのは、すばらしいことですね。
この取り組みが、他の障害のある人たちにとっても道を開くことにつながるようにと
私も願っています。
posted by りえこ at 06:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年03月20日

「里枝子の窓」からー 2016年2月のNEW & GOOD

こんにちわ!広沢里枝子です。
上田放送局から、盲導犬のジャスミンとお届けしています。

先日、私は、二人の支援者の方々と一緒に、上田市の柳町にある「リベルテ」に行っ
てきました。
「リベルテ」は、障害のある人々が通っている通所施設です。
その一角が、「ギャラリーグリーン」といって、全国の障害者施設で作った手作り雑
貨などを展示販売しているアンテナショップになっているんですね。
そこで今月の二十日まで、上田市にお住いの森住未有希(もりずみみゆき)さんが、
てづくりしているすてきな小物を紹介する企画展をしていると聞いたので、みんなで
見せてもらおう!と出かけたんです。
森住さんは、慢性疲労症候群という難病のために、永い間体を起こしていることがで
きません。
でも、お布団の上に伏せたまま、ミシンを使ったり、休み休み針を使ったりしながら
、丁寧に丁寧に、布小物を作っていらっしゃるんです。
「リベルテ」では、白地に薄い紫の糸などでアジサイを刺繍したブックカバーや、赤
や青の糸で朝顔のようなお花を繊細に刺繍したコースターなど、いくつもの手のこん
だ作品が置かれていましたので、みんなで感心してさわらせてもらいました。
森住さんは、他に赤ちゃんのよだれかけも作っていらっしゃると聞きましたので、私
は、孫のよだれかけを二つ予約させてもらったんです。
男の子のよだれかけは青の水玉で、女の子のよだれかけは、ピンクの水玉で作って、
子供の名前も刺繍してくださるんですって。
とっても楽しみです!

それから、森住さんの作品には、ひとつひとつに慢性疲労症候群について説明した小
さなタグがついていました。
この病気の患者さんのうち、3割の方は、日常生活に支障があるほど障害が重くて、
介助が必要とわかってきました。
ところが、この病気は、「慢性疲労症候群」という名前のために、休めば治る普通の
疲労と思い違いされることが多かったんですね。
周囲の人から理解されにくい上、長い間、障害者福祉の対象にならなかったので、患
者さんたちは、たいへんなご苦労をしてこられました。
それで、ごの病気について、少しでも皆さんに知ってもらおうと、このタグを添えた
とのことです。
では、タグの内容をちょっと読んでみますね。
森住未有希さんと、「リベリテ」からのメッセージです。

「慢性疲労症候群は、身体及び思考力両方の激しい疲労と、それに伴い日常生活が著
しく阻害されるという特徴のある疾患です。
日本だけでも24から30万人がり患されているとされています。
しかし、専門医は少なく、診断できる医師も少ない現状があります。
1人でも多くの方にこの病気を理解してほしいと願い、森住未有希さんの作品を通じ
て啓発していきます。」

なお、上田市の柳町にある「リベルテ」では、3月末まで「小さい猫でも、大きい猫
でも、いろんな種類の猫展」を開いているそうです。
皆さん、どうぞ、お出かけくださいとのことでした。

特定非営利活動法人リベルテ: きみの名前を描こう。いつでも、どこでも、どんなと
きも。 http://npo-liberte.org/
posted by りえこ at 18:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記