2017年10月08日

「里枝子の窓」から 2017年10月

こんにちは!広沢里枝子です。
気持ちのいい季節ですね。
私は、ボランティアの坂田雄之さんの運転するバスに乗せていただいて、旅の仲間た
ちと一緒に神戸、大阪へ旅をしてきました。
目的地は、目の見える人も見えない人も、作品にさわって楽しむことのできる「六甲
 山の上美術館」と、もうひとつ、実際にさわったり聞いたりできる展示品をたくさ
ん置いている「国立民族学博物館」でした。
まず1日目に行ったのが「六甲 山の上美術館 さわるミュージアム」です。
名前のとおり、本当に六高山の山の上にあって、ロープウエイに乗って、山を登って
行くんです。
このロープウエイが、木造りの座席で、ガッチャンガッチャント音をさせながら、ゆ
っくり山肌を登って行くクラシカルなロープウエイで、蝉の声や、川音も聞こえて、
良い雰囲気でした。
そして、この「六甲 山の上美術館」は、小さな美術館ですが、ほとんどの作品をさ
わって楽しめるようになっていて、見えない私たちも、ゆっくりじっくり、作品を味
わうことができたんです。
どんな作品があったかって、説明するのが難しいんですが、人類の文明を象徴するよ
うな大きな建物と、大勢の小さな人間を表した金属の作品がたくさんありました。
中でも、倒壊寸前のビルを大勢の人が驚いて見上げている、阪神大震災を表したとい
う作品は、さわっているうちに、体が冷え冷えするくらい響いてきました。
それから、私が、「これ、ほっとするなあ・・・」って思って好きだったのは、浅賀
正治さんという方の「対話」という作品でした。
磨き上げた大きな大理石を二つ並べた、シンプルな作品ですが、その石が、片側を前
に出し、片側を引いて、お互いを感じ合うようにしながら、いい距離感で向きあって
いるんです。
思わず撫でまわして、にっこりしてしまいました。

二日目に行ったのは、大阪の万博公園の所にある「国立民族学博物館」です。
私、この民博には、何年も前から、ぜひ、行ってみたかったんです。
「世界最大級の博物館機能と、大学院教育の機能を備えた文化人類学、民俗学の研究
所」ということで、すばらしく立派な博物館でした。
ここはユーラシア大陸の部屋、ここはアメリカ大陸の部屋というように、世界を巡っ
て民族の歴史や文化を展示しているので、短い時間では、とても見切れないですが、
さわったり、聴いたりしてわかる展示が、ものすごーくたくさんあるんです。
たとえば、チリノイースター島にあるモワイ像、人の顔をした巨大な石像ですが、本
物にさわれて、圧巻でした!
こんなたくさんの本物に実際にさわれる場所があるなんてすごいですよね!
「国立民族学博物館」では、「民博ミュージアムパートナーズ」といって、博物館の
活動を支えるボランティアの方々が、視覚障害者のために展示場の案内もしてくださ
います。
今回は、うまく予約ができなくて案内はお願いできませんでしたが、民博には、また
何度でも行ってみたいし、特に見えない子供さんや、若い人たちは、ぜひ、行ってみ
るといいと思いました。

長野県でも、「信濃美術館」の全面改築に向けて、今月は、各地でワークショップな
どがおこなわれましたね。
盲導犬使用者と支援者の会「長野県ハーネスの会」でも、県に意見書を出しました。
美術館っていうと、私達視覚障害者には、ガラスケースに入って、さわれない者ばか
りで、行ってもほとんどわからないというのが、これまでの状況でした。
新しくなる「信濃美術館」では、視覚障害者も、観客として、ぜひ、位置づけていた
だきたいと私達は願っています。
設備面の配慮はもちろんですが、いつ行ってもさわることのできる常設展や、館内を
案内してくださるボランティアの養成なども、実施していただけるよう、期待してい
ます。
posted by りえこ at 22:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年09月12日

「里枝子の窓」から 2017年8月

こんにちは。広沢里枝子です。
私は、夏が来る度に海へ行きたいなあ!プールに行きたいなあ!と思いながら、なか
なか実現できませんでした。でも、この夏は、東御市のケアポートみまきの「温泉ア
クティブセンター」のプールに6回行けたんです。久々に広いプールに入って、思い
っきり体を動かして、とっても気持ちがよかったです!
目が見えないと、プールは難しいんじゃないかと思っていたんですけどね。専門の指
導員の方が楽しく指導しながら私に合ったトレーニングのプランをたててくださった
り、同行援護のヘルパーさんが、ずっと一緒にサポートしてくださいましたから、何
の不安もありませんでした。
障害者のための同行援護の制度ができたとき、この制度では、安全なガイドと同時に
、必要な情報提供が受けられるので、これからは見えない私たちも、釣りに行ったり
、映画を見たり、どんどん生活を広げていけますよ、と説明を受けました。なるほど
、こんなふうに水に親しんだり、スイミングもできるんだなあとわかって、また新し
い扉が開いたうれしい経験でした。
posted by りえこ at 00:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

エンジョイライフサロン「陶芸にチャレンジ!」のお知らせ

第23回 エンジョイライフサロン
「陶芸にチャレンジ!〜 土に触って形を作ろう、、、、思いっ
きり自由に楽しんで!」

日程 2017年10月21日(土曜日) 13:30〜16:30
会場 芸術村公園内の陶芸道場

集合
☆ 上田市ふれあい福祉センター 駐車場 12時50分

☆陶芸道場に直接行ける方は、13時30分までに集合してください。
場所ー〒389-0406 東御市八重原1806-1
芸術村公園内 陶芸道場
電話 明神館 0268-67-0001

講師 角りわ子(すみりわこ)氏
主催 上小地域障害者自立生活支援センター・ウイング
協力 東御市教育委員会、丸山晩霞記念館

募集対象 東信地域にお住まいの障害のある方、そのご家族やボランティアの方

申し込み先 上小地域障害者自立生活支援センター・ウイング
電話 0268ー28ー5522(担当 中村、広沢)
申し込み締め切り 2017年10月16日(月曜日)
参加費 1500円(粘土代などを含む)

※会場に直接行ける方は、申し込みのおりにお知らせください。
※タオル等、ご持参のうえ、汚れてもよい服装でご参加ください。


 例年、大好評の焼物教室を今年も開けることになりました。
障害のある方、ご家族、ボランティアの方、みんなで、陶芸家、角りわ子氏のご指導
のもと、焼物づくりを楽しみましょう。

☆講師からのメッセージ
皆様、今年もまた陶芸の季節がやってきました!
土に触れて、土の温かみを感じながら、造形を楽しみ、そして、自分の作った器を毎
日の暮らしで楽しんで使う、、、焼き物には作る楽しみだけではなく、使う楽しさも
あります。この機会に是非、自分だけの陶器を、世界にひとつだけの焼き物をつくっ
てください。
初めての方も、以前参加くださった方も、奮っての御参加お待ちしています!今年は
白い土をご用意する予定です。 講師 角 りわ子
posted by りえこ at 00:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記